テレビは足し算、映画は引き算?

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 先日、ラジオである映画監督が出演して「テレビは足し算、映画は引き算なんですよ」と。何を言っているのか、と耳を傾けた。「テレビはすぐにチャンネルを切り替えられる恐れがあるから、なるべくわかりやすく、なるべく興味を引けるように音楽をいれたり、解説をいれたりとどんどん加えていくらしい。それに対して映画はお金を払ってまで映画館に来てくれているから途中で見なくなることはまずないから、そして視聴者側でどうとるかは十人十色でいいから伝えたいことを押し出して余分なところをどんどん削ぎ落していくらしい。
 翻って私が取り組んでいる経絡治療はどうだろう?補シャの原理が一番の基本で補は補う、足す、シャは削る、問診して触診して、脈を診てお腹を診てまずどこが足りないのか、多すぎなのかそれを足し引きして平衡にもっていくと病が治る、というものだ。中々上手くいかないが。
昨日午前中暇だったからそんなことをぼんやりと考えてました。

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