~出会いと別れ~俺、やっぱ持ってる。

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先日、8月いっぱいで、4年半務めてくれた事務員Nさんがご家庭の事情で退職することになった。

5年程前から視力が落ちてきて、書類のファイリングもままならなくなり、困り果てていた私はある決断をする。「事務員さんを雇おう」と。

しかし色々と問題があった。果たして給料を払えるのか、仕事といっても週数時間位で働いてくれる人なんてそう簡単には見つからないだろう ───。でも、当時 視力障害者福祉協会の会長もやることになり書類の提出も増えてきて、もう迷ってはいられなかった。

ダメ元で、ある人に相談してみた。相談すると「ちょっと心当たりあるから待ってて」とのこと。そこで数日後に連れてきてくれたのがNさんだった。「やります。宜しくお願いします」と快諾してもらえた。事務の経験は殆どなかったが頭の回転がとっても早く随分助けてもらった。今の治療院に移転できたのも彼女のお陰だと思っている。

そんな彼女が8月いっぱいで辞めてしまう。代わりの人を探すしかなくなった。唯一のツテであるサラリーマン時代にお世話になったKさんに頼んでみると、「私はダメ。それよりもそんなに時給出すなら募集かけてみな。絶対にやる人出てくるから!」と。

それならと思い、早速ハローワークに求人を出してみた。1週間音沙汰なし。これじゃダメだ、と時給1,350円を1,500円まであげた。すると連絡がきた。その日が金曜日だったこともあり、翌週月曜日に面接をすることにした。

33歳女性Mさん。どんな人だろう。そういえば金曜日の朝、ラジオで占いをやっていて「去るものは追わず、来る者は笑顔で迎えましょう」と言っていた。それがなぜか妙に頭に残っていた。

そして月曜日。二言、三言話してみて(この人なら間違いない)と確信し、条件は時給1,500円で即決した。ただし「水曜日に夫と相談してからでもいいですか?」とのことだったので、一旦了承し連絡を待った。ハローワークにはすぐに電話をし、求人を一度止めてもらった。
すると、水曜朝イチで電話があり、「お願いします」と決まった。

Mさんには、先週水曜日から早速来てもらったが、やはり間違いなかった。空いているPCがあり、彼女に預けると早速色々とやってくれた。それにしても、振り返るとラッキーだ。改めて自分で言うのもなんだが、俺持ってるなぁ。