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イギリスにエクロという視覚制度があります。エクロとは視覚障害者に対して必要に応じて各種制度の紹介、補装具の案内、視覚障害者になってしまった後の生活指導等、眼科医と連携して視覚障害者と向き合う、というものです。
眼科医との連携は別にして、私が視覚障害者になった時に非常に苦しんだ経験があるので、あの時こういう方がいれば苦しまずに済んだ、との思いからエクロがとても気になっています。当時25歳のサラリーマンだった私は、突然、視覚障害者になり病院を3ケ所回りました。しかし治療法がなく『いずれ全盲になるかも』という状況でした。そこで『だったら今のうちに資格を取ろう。函館にある視覚障害者センターに入所したら、それが自分自身を取り戻すことに繋がるー。』そう信じて手続きを始めました。
しかし窓口の担当者が私の意思を無視して会社に留まるよう言われたため、私は道を閉ざされました。
彼が言うには「アンタ1人雇う体力は余裕であるから」の一点張りで全く取り合ってくれない、会社の上司に相談しても「お前がそういう風に思って願っているからだろう?(なんとしても会社にしがみついて収入を得たいんだろ?)」と。何度もそんなやりとりがあって窮した私は上司とその担当者を面会させた。結局話は平行線で益々困ってしまった。
ここでどうだったか忘れたけど、ある方が友達を紹介してくれた。市内で治療院を営んでいたKさん。この人に施術を受けながら相談すると別の担当者を紹介してくれた。そのおかげで無事に視覚障害者センターに入所でき、資格を取り、現在に至る。後で分かったことだが最初の担当者がなぜ入所を拒み続けたか、それはこの治療院の道が厳しいから、だから大きい会社に守られて給料をむさぼり続けなさい、ということだったらしい。しかし私は自信とプライドを持って仕事に打ち込んできた。そんなことはできないし、する気もなかった。
長くなってしまったが、このエクロということをやってみたい。日本ではまだ認められていないが何年か後に認められるはずだ。その時困っている方に力になれれば、と思う。資格はないが今の私にもできることは一杯ある。視覚障害者になって四半世紀になります。相談等あればご連絡ください。

