東出さん~って誰?

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 数週間前、市内のある小学校の先生から電話があり、「6年生で今、点字の授業をしていて、実際に視覚障害者の皆様に点字で手紙を書きたい、ついては点字で返事を頂きたい。それが彼らの学びに繋がるのでご協力してもらえないだろうか?」と。

 勿論快諾。ただ私自身点字の読み書きはできないので誰か違う者が回答する旨を伝え了承を得たので会員で一番フットワークの軽いS氏に頼み、協力を得た。

 一昨日、電話をくれたT先生の代理でN先生が点字の手紙を4通持ってきてくれた。内容は「目が見えなくて一番困っていることはなんですか?」等々。返事は17日まで、となった。少し雑談すると「いやぁ~。東出さんのトコ行くのに迷ってしまいましたよ」どうやら移転前の4条へいったようだ。その前にいまヒガシデと言わなかったか?

 帰り際、玄関まで見送るとまた「東出さん、今日は有難うございました」さすがに2度目はないな。「いや私、森出なんですが」はっとして一瞬嫌な空気が流れた。「えっ。本当だ。すみません。私思い込んでいて」名刺を渡す時名乗りながら渡したのだが。しかしよくよく考えると酷い間違いだ。漢字一文字しか合っていない。そして彼女が帰ったあとテーブルの上に点字の手紙を入れてきたであろう封筒があった。太いマジックで、森出孝一様、と書かれてあった。これ見てなかったんだなぁ。若いし余程緊張していたのか、私もちょっと大人気なかったか、でもちょっとね。

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